ディズニーとデサンティスの新たな開発契約により、フロリダに5番目のテーマパークが誕生する可能性

新たな開発契約により、同パークの拡張と開発に170億ドル相当の予算が計上され、長らく噂されてきた5つ目のテーマパークの建設も含まれる可能性があるため、ウォルト・ディズニー・ワールドとフロリダ州知事ロン・デサンティスにとってより平和な時代が到来するかもしれない。

ビジネス・インサイダーによると、ウォルト・ディズニー・カンパニーの170億ドルの開発計画は、2023年2月にディズニーとデサンティスの争いが最も激しかった時期にリーディクリーク改善地区に代わってデサンティスが任命したセントラルフロリダ観光監督地区で公聴会が行われる予定だ。

公聴会は今週開催され、委員会は6月15日に新しい開発計画を進めるかどうかの投票を行う予定だ。

もしこれが認められれば、2024年3月下旬の和解に続く、両者間の二度目の平和的合意となり、ウォルト・ディズニー・カンパニーからの声高な批判を受けながらデサンティス氏の物議を醸した「ゲイと言わないで」法案が可決されてから2年間続いた法廷闘争に終止符が打たれることになる。

この新たな開発契約により、ウォルト・ディズニー・ワールドは今後20年間で拡張されることになる。費用は約170億ドルと見込まれている。ディズニーは建設工事の50%を地元の請負業者に委託する必要がある。

現在、同社はオーランド地区にマジック・キングダム、エプコット、ディズニー・ハリウッド・スタジオ、アニマル・キングダムの4つのテーマパークを所有している。ウォルト・ディズニー・ワールドの5つ目の拡張についての憶測は何年も前からあった。

「ウォルト・ディズニー・ワールドの多額の投資により、経済成長、雇用創出、地元企業への支援、環境保護、労働者向け住宅の取り組みが期待され、セントラル・フロリダのコミュニティに利益をもたらすだろう」と地区管理者のステファニー・コペルーソス氏はBusiness Insiderに語った。


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