ノルウェージャンクルーズラインホールディングス、イスラエル戦争によりオセアニア航海を変更

ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは、地域で続く戦争のためイスラエルへの寄港をキャンセルし、2024年の同社の旅程の一部を変更すると発表した。

ロイター・ドット・コムによると、ノルウェージャン・クルーズ社が所有するオセアニア・クルーズの関係者から旅行代理店に対し、影響を受けるイスラエル行きの航行は代わりにイタリアのトリエステなどの都市に寄港するという書簡が送られたという。

ウィンドスター・クルーズが中東での初シーズンをキャンセルするなど、紛争継続を理由にこの地域で旅程を変更したクルーズ会社はノルウェージャンクルーズラインが初めてではない。

このクルーズ会社は、11月23日に始まり2024年4月に終了する一連の旅程に、アラブ首長国連邦のドバイからスターレジェンドを派遣する予定だった。

その結果、ドバイとオマーンのマスカットを結ぶ予定されていた10日間のスパークリングサンズのデビュー航海は来年に延期され、新しい旅程は2024年11月24日に出発することになる。

MSCクルーズはまた、イスラエルとガザでの紛争を避けるため、今冬MSCオーケストラの紅海旅程を、2023年12月16日から2024年4月19日まで運航する新しい地中海旅程に置き換えることを明らかにした。

さらに、MSCは、MSCアルモニア、MSCオペラ、MSCスプレンディダ、MSCヴィルトゥオーザ、そしてイスラエルのハイファが主な目的地だったため冬季プログラムがキャンセルされたMSCシンフォニアを含むいくつかの船の旅程の変更を発表した。


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