今夏、カリブ海やアラスカのクルーズ料金が下落している理由

ロイター通信によると、ロイヤル・カリビアン・グループ、カーニバル・コーポレーション、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは、今夏出航するクルーズ船を割引価格で販売している。

ロイター通信によると、多くの船会社が、本来なら紅海を航行するはずだった船をアラスカやカリブ海に送っている。しかし、紅海でフーシ派反政府勢力による攻撃が続いているため、運航会社は船舶の航路を変更している。

2024年には202隻の船がカリブ海を航行する予定で、昨年より8%の増加となる。アラスカでは、今夏航行する船の数は昨年より9.3%増加している。ロイター通信によると、両地域での供給増加が夏の価格低下に寄与しているという。

ロイター通信によると、ロイヤル・カリビアンのカリブ海とバミューダ諸島を巡る7日間の旅程の料金は、昨年の同時期に比べて21パーセント値下がりしている。一方、同様の旅程の料金は、ノルウェー・クルーズでは12パーセント、カーニバル・クルーズでは11パーセント値下がりしている。

アラスカでは、カーニバルの7月と8月の旅程は昨年より20パーセント安くなっています。ロイヤル・カリビアンのアラスカ旅行は、昨年より7月が6パーセント安く、8月が12パーセント安くなっています。


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