空港の顔認識技術で偽造身分証明書を発見し旅行者逮捕

他人の身分証明書を使ってフロリダの空港を通過しようとした旅行者が、顔認識技術によって不正行為が見つかり逮捕された。

WFLA.comによると、38歳のブリタニー・リン・アンダーソンさんはタンパ国際空港を旅行中、エアサイドAの認証技術機械を通過しようとした。

機械が不一致を知らせると、運輸保安局(TSA)職員が身分証明書とスピリット航空の搭乗券を手作業で検査することになった。職員はすぐに書類が他人名義であることに気づいたが、アンダーソンさんは「辛い時期」を過ごしたため「身分証明書が違って見える」と語った。

報道によると、アンダーソン容疑者は身分証明書の有効期限が切れていたため友人にチケットの購入を依頼したことを認めたが、確認の結果、搭乗券と身分証明書は現在刑務所に収監されている人物のものであることが判明した。

女性がTSA職員に期限切れの身分証明書を見せると、職員はアンダーソンがペンシルバニア州で「財政的責任」の逮捕状を持っていることを発見した。その結果、彼女は個人識別情報の犯罪的使用の容疑で逮捕された。

TSA職員によると、この認証技術の機械にはカメラとタブレットが装備されており、「チェックポイントに立っている人物の顔と、運転免許証やパスポートなどの旅行者の身分証明書に記載されている顔を照合する」という。


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