国際航空運送協会(IATA)は、世界中の航空旅行の需要が昨年比8%増加したことを示す新たなデータを発表した。
調査によると、有償旅客キロ(RPK)で測定された総需要は2023年7月と比較して8%増加した。有効座席キロ(ASK)で測定された総容量も7.4%増加した。
「7月はまたも好調な月だった。実際、クラウドストライクのIT障害による大きな混乱にもかかわらず、乗客需要は業界全体とアフリカを除くすべての地域で過去最高を記録した」とIATA事務局長ウィリー・ウォルシュ氏は述べた。
国際需要は前年比10.1%増、供給量は前年比10.5%増。国内需要は2023年7月比4.8%増、供給量は2.8%増。
北米では、大手航空会社の需要は前年比5.3%増加し、座席数は6.3%増加した。搭乗率は89.4%で、地域別では最高だった。
「北半球の夏のピークシーズンが終わりに近づいているのは、人々がいかに飛行機に依存しているかを思い起こさせる」とウォルシュ氏は続けた。「旅行者の構成がレジャーからビジネスへと移行するにつれ、家族の再会、探検の実現、商業の推進など、航空の多くの役割が明らかになっている。」
「人々は飛行機に乗る必要があり、また飛行機に乗りたいのです」とウォルシュ氏は結論付けた。「そして多くの人が飛行機に乗っているのです。」
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